2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

杖について思うこと

意味とか価値とかは置いとくとして、ここまで一人で到達するのは本当に苦労した。その苦労に見合うだけの価値を、自分は出来るようになったとしても、自分自身に見出すことができないかも知れないという不安が付きまとう中、それでもできるところまで突き詰…

必要なもの

知識で人格を作ることは不可能だ。 欠落はそれが欠落していることを意識から除外することで欠落であり続けて来たはずだ。 ということは、今まで求めてきたものの中に、自分が必要としていることなど何も無い。 治療のためには、本を読むことに娯楽以上のモノ…

心象風景メモ

自分は教養主義者だと自認してきたが、自分が乱読的に知識を漁る様って、男と別れたらすぐに次の男に乗り換えるタイプの女のあり方に非常に近しい。両方共欠落を埋める代償行為的な意味合いをふくんでいて、恋愛遍歴が自分を形作ると信じている女と、人格を…

杖の稽古風景

恵比寿にてこのブログをリンクして下さっている唯一のブログ主の方に悪いし、リンクから来た人が武術の事なんかな〜んも書いとらんと思うだろうから、撮影した動画を上げておく。ぐだぐだな感じもするが、師も持たず、型も持たず、我流で動けるとこまで突き…

武道論として読む「日本辺境論」(内田樹)

内田樹の日本辺境論を読んだ。考えたことを記す。日本人が、自らを中原の皇帝の「王華の光」が届かぬ辺境民である、と位置づけていると、大風呂敷を広げて、日本成立から今日に至るまでの日本人の一貫した思考の習慣を抉り出そうという内容で、まあ多分歴史…

近況

抗鬱剤が効いているらしく、眠くてかなわないが本を読む程度の頭の回転は戻ってきたので、何冊か読んだ。自分は人生のハウツー本みたいヤツを毛嫌いしていたので、あまり手を伸ばしてこなかったのだが、鬱でまた人格にリセット掛けないといけなくなってしま…